お世話になっております。
北九州CDEの会の丸子浩と申します。
この度、尾籠悦子、河原万壽美の後を継ぎ、会長に選出されました。どうぞよろしくお願いいたします
北九州地区では、1996年に地域の糖尿病療養指導士認定制度が始まりました。この地では古くから「市民糖尿病教室」という市民への糖尿病啓発活動が行われており、医療職団体の糖尿病に対する意識が非常に高かったことが、早期からの糖尿病療養指導士育成に繋がったと考えております。
認定された糖尿病療養指導士たちによって、ほどなくして「北九州CDEの会」が自発的に結成されました。2024年5月時点で、会員数は423名(看護師203名、准看護師4名、管理栄養士108名、薬剤師51名、臨床検査技師32名、理学療法士22名、視能訓練士・作業療法士3名)に達しています。北九州地区の糖尿病療養指導士認定制度が設けられてから、もうすぐ30年を迎えます。この間、多くの糖尿病療養指導士を育成してまいりました。初期からの認定者の中には、既に現役を引退された方もいらっしゃいますが、この制度が多くの糖尿病や生活習慣病に関わる専門スタッフを育成し、地域の医療を支えてきたことに深く感謝しております。
高齢者比率の増加に伴い、糖尿病の有病者も増えています。医療従事者が医療施設内に留まり、病状が悪化した患者を待つだけでは、地域の健康や医療を十分に保つことはできません。私たちは、できるだけ多くの人々の生活に関わり、生活習慣病の発生や悪化を防止していかなければならないと考えています。
北九州CDEの会の“理念”をホームページの「CDEとは」に示しています。
私たちの活動に興味をお持ちになった方、一緒に活動していきたいとお考えになる方が
一人でも多く増えてくださることを期待しております。

北九州CDEの会 会長
丸子 浩







